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食物経口負荷試験

当クリニックでは食物アレルギー患者さんに対して「食物負荷試験」を実施しております。
下記内容についてまとめました。ご希望の方はご相談ください。

食物負荷試験はどうして必要なのですか?

食物アレルギーを診断する上で正確な診断は欠かせせん。これまでに経験された症状などをもとに血液検査や皮膚テストなどを実施してその結果を参考に診断します。しかしながら、これらの検査で陽性であっても原因食物でないことも少なくありません。また、どの程度の量を摂取できるかなどの正確な診断のためには二重盲検食物負荷試験が最適とされています。

経口負荷試験の方法はどのようにやるのですか?

クリニック外来で2~3時間をかけて、原因と考えられて現在摂取していない食物を持参いただき、一定量(少量から段階的に増量)を間隔(20~30分)を開けて食べてアレルギー反応が出現するかどうか確かめます。症状がでなければ帰宅します。医師は二人体制で行います。

食物アレルギーの患者さんはすべて負荷試験の対象となるのですか?

軽症の患者さんは対象とはなりません。重篤な症状があった患者さんで厳格な原因食物の除去をしてきた方で、除去の解除をする場合と経口免疫療法をする患者さんの最初の摂取量を決める場合が対象となります。できるだけ重篤なアレルギー反応が出ないように実施します。また、年齢や前回実施後の期間などを考慮して試験実施適応を判断します。

どのような症状がでるのでしょうか?

負荷試験によって出現する食物アレルギーの症状の9割はかゆみやじんましんなどの皮膚症状ですが、その他に目や鼻、消化器、呼吸器などの症状や、アナフィラキシーという全身におこる反応がでる場合があります。

負荷試験の判定はどのようにするのですか?

試験中あるいは直後にアレルギー症状が出れば陽性と判断します。症状がでなければ陰性と判断しますが、帰宅後に症状が出る場合もあるので48時間は症状の出現に注意します。遅れて症状が出た場合も陽性と判断します。幼児期以降の年齢では自覚症状としての心理的影響に注意する必要があります。また、口唇周辺の発赤や数個のじんましんや吐き気などの軽微な症状だけであった場合には判定保留とする場合があります。この場合には、後日自宅で再度同量の負荷を実施してもらい症状の再現性の有無を確認してもらいます。

症状誘発時にはどうするのですか?

症状出現時には負荷試験を中止し、治療を優先して対処します。薬剤投与を早めに実施するなど、症状にあわせて治療を行います。

試験結果の最終判定とその後の対応はどうなりますか?

試験終了1~2週間後に再度クリニックを受診してもらい、自宅での症状の出現の有無を確認します。自宅でも症状が出なければ陰性と最終判定します。そして、解除可能な摂取量などを指示します。自宅で再度試験と同じ量を試して問題がないことを確認後、解除を行います。
陽性となった場合には、原因食物の制限を継続し、半年から1年程度の間隔で再負荷試験を実施します。また、最終判定で陽性であっても症状誘発閾値が上がっていれば(摂取量が増える)、制限の見直しをして一部緩和をします。

関係者との情報の共有は必要ですか?

負荷試験結果などの情報はお子さんと関連する方がた(学校や幼稚園関係者など)と共有し、不慮の事故につながらないようにしていくことが必要です。

平成30年8月28日
相原アレルギー科・小児科クリニック
院長相原 雄幸
医師伊藤 玲子

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